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本人が考えて行動のできるように導くことも大切

一度に何かを教えても子供は戸惑いますし、覚えきれないなどあまり建設的ではありません。教育は子供が成長をする家庭で、その時の段階に応じて大事なことを教えていくことです。乳幼児期には親と子供の絆を作る大事な時期であり、心理的な絆を大切にします。すべて子供任せにするわけではありませんが、自ら子供が行動をしてできたことは褒めてあげますが、それで終わりではありません。チャレンジしたけれども上手くできないことも子供には多く、そんなときにはできないことにスポットを当てるのではなく、トライしたことをほめてあげます。失敗をしても親は自分を見てくれている、守ってくれている、信頼できる実感がわきますから、これが自己肯定感につながる重要な要素です。成長をする中で様々なことに挑戦をする子供は、やがて社会に出て失敗の許されない朝鮮に挑まなくてはなりません。肯定感や乗り越える力を子供時代に養うことで、自分に自信を持ち社会でも立派にやっていける大人になるはずです。忙しいと子供のことは二の次になりがちで、ついイライラして声を荒げてしまったり、子供のことを真っ向から否定したりすることもあります。これは最も控えるべきことであり、否定ばかりされて育った子供は自分を肯定できません。まだ成長期にどのような環境にあったのか、周りの大人の反応や言葉などはどうだったのか、その子の人生に大きく関わります。常に笑顔で肯定する言葉を発するのは大人でも大変ですが、できる限り綺麗な言葉を使い肯定することを意識すると良いです。幼少期の時期から始めるのがしつけであり、1回では子供にはわかりません。繰り返し行うことが必要になりますが、同じくらいほめることも行っていきます。頭ごなしに言うだけの繰り返しは、指示待ちの人に育ってしまう可能性を高めるので、自分で考えて動ける子供に育てることも必要です。世の中にはTPOがあるので、自分で判断ができるように導きます。ですが親の出番が多いのは小学校に上がる前までであり、親から離れていく小学校以降は本人が考えて行動をすることが多くなるので、耳を傾けることに意識をしていく時期です。

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